システム | シノビガミ |
レギュレーション | 退魔編 |
形式 | 協力型 |
人数 | 4人 |
リミット | 3サイクル |
補足 | 中忍限定/継続は相談/背景取得あり |
あなたは身に覚えのない事件についての報告書、そして始末書を徹夜で書かされていた。
そしてふらふらと帰路につき、そこからの記憶が一切ないまま再度呼び出しを受けている。かえりたい。
あなたの使命は、【早く忍務を完遂し、家に帰って寝る事】だ。
- 秘密
あなたはプライズ『PC①の家の鍵』を所持している。
『PC①の家の鍵』は≪遁走術≫≪走法≫などの任務から一時的に離れて自宅に帰るにあたり使うにふさわしい技能ロールに成功する事で調査が可能となる(技能はGM要相談)。技能成功後の再使用は不可。
このプライズはRTT(ランダム特技決定表)で決定した技能に成功した場合、PC①以外が奪い取る事ができる。
PC①以外が『PC①の家の鍵』を調査する場合、PC①をシーンに登場させる、または、PC①の居所を知っていなければならない。
『PC①の家の鍵』をPC①以外が調査した場合、プライズ取得功績点を+2する。
あなたは今すぐにでも実家に帰りたくて仕方がない。
今この瞬間にも、かえりたいという思いが募っていく。とはいえ、忍務を放棄する事はあってはならない。渋々と逸る気持ちを抑えつけている。
あなたの使命は【早く忍務を完遂し、実家に帰らせていただく事】だ。
- 秘密
あなたの実家は山岳信仰の神を祀る神社だ。
数日前、山が焼けた事により山の周囲に住む人々から信仰心が薄れてしまっていると連絡が入った。幼い頃から過ごした山の命と恩恵を失くすわけにはいかない。
あなたの真の使命は【自身が信じる神の信仰を取り戻す事】だ。
あなたは焦っている。表の仕事もしつつ忍の忍務もこなしていたら、何かと鋭い一般人に付き合いが悪いと文句を言われてしまうからだ。質問攻めにあうのは問題ないとはいえ、些か面倒くさい。 あなたの使命は【早く忍務を完遂し、表の世界の会合に参加する事】だ。
- 秘密
あなたの本当の正体は力の殆どを失った大太法師である。鳥の海の干拓伝説を築き上げた力は消え失せ、喪失感を抱きながら表の世界、忍の世界、そして妖魔の世界と三つの世界に挟まれて生きるのはとても息苦しい。あなたの真の使命は【大太法師の尊厳を取り戻す事】だ。
あなたはここの所、表の世界の雑務に追われている。漸く仕事が終わってひと段落が付けると安堵して束の間、忍としての使命を果たす為に呼び出しをされてしまった。家に届いた荷物の確認すらできていない現状を酷く嘆いている。 あなたの使命は【早く忍務を完遂し、家に届いた荷物の中身を確認する事】だ。
- 秘密
あなたはまだ空けていない荷物から、微かに妖魔の香りがする事を察知している。誰が、何の為に、自分に荷物を送ってきたのだろうか。上に報告する前に、怪しい荷物の正体を確りと知っておかなければならないと考えている。あなたの真の使命は【妖魔と関係のある荷物の中身を確認し、送り主を見つけ出す事だ】 あなたはプライズ『謎の荷物』を所持している。『謎の荷物』は一定条件下で調査が可能となる(調査可能時にGMが秘話を送る)。
ここ最近、NPC②とよく会話する姿を見るようになった。
使命は【直帰を試みるPC達に酒を奢ってもらう事】。
- 秘密
あなたは太平山に伝わる鬼神、三吉鬼である。 人々に奉られ、関係性を深く築き上げていた数百年前と比べて力が落ち込んでしまったものの、「酒を奢ってもらった人間の家に値打ちある物を置いていく」という信条は未だ守り続けている。然し、数日前に怪火によって太平山が焼けて近隣の人間からの信仰心が薄れた為、残り数日の命しか残されていない。自分を信仰する神社に関わる人間の香りを察知してこの場所まで辿り着いたはいいが、未だ見つからない。この世にはまだまだ自分が知らない酒がある。消えるわけにはいかないのだ。
真の使命は【信仰を取り戻し、生き延びる事】だ。
この秘密を知っているPCは、プライズ『謎の荷物』を調査する事が可能になる。
ここ最近、NPC①とよく会話する姿を見るようになった。
使命は【直帰を試みるPC達と懇親会を行う事】。
- 秘密
あなたは以前、土砂崩れに巻き込まれて生死をさまよっていた所、山を作り運ぶ事に長けている大太法師を名乗る妖魔に助けられた。その対価として「太平山の大太法師の力を取り戻せ」と言われ、居所も聞いている。 鳥の海の干拓を行った伝説の大太法師は太平山三吉神社の化身とされているものの、神社における信仰は三吉鬼への物が殆どを占めており、大太法師に与えられる信仰、及び力はあまりにも少ない。信者を増やして力を取り戻すのが難しいのならば三吉鬼を消し去ればいいと山を焼いた。怪火事件の犯人である。
真の使命は【三吉鬼を消し去る事】。
三吉鬼の信仰は山岳信仰の他、「酒を供えて願をかける」事によって得られると知っている。故に懇親会を開き、酒を大太法師と飲みかわすという行為から、疑似的に信仰を得る事ができると考えていた。
密かに自宅へ戻り、鍵を使って家に入った所で謎の荷物をあなたは見つける。ネット通販を利用した記憶もない。一体これは何なのだろう?
エニグマ『小包』を開示する。
『小包』の調査は通常の調査判定とは別に行う事が出来、他者のドラマシーンに登場して調査を行う事も可能である。その場合、強制的に相手へ情報は共有される(情報は拡散しない)。
段ボールを開けると、あなたが密かに求めていた妖魔による技術の産物が入っていた。このプライズを調査したPCは、維持功績点2以下の妖魔武器を1つ任意で手に入れる事ができる(妖魔武器はこのセッション中のみ使用可能)。
8
- 秘密
小包には震えながら書き記された手紙が入っていた。
『あれは本当に大太法師なのか? 小雨の降る夕暮れに俺は見た。女に、男に、変幻自在に化けるところを! どうか早く退治してほしい。おそらくあれの正体は、滑瓢――』
【生贄(基本P.154)】 脅威:4 解除:計画判定≪封術≫ 戦闘中、各ラウンドの「プロット」を行う前に使用できる。好きな「腹心」一人を目標に選ぶ。目標は戦闘から離脱し、死亡する。そして「ボス」は、追加の【生命力】とそのスロットを2点獲得する。また、「腹心」が習得していた奥義を一つ習得する事が出来る(指定特技は新たに設定する)。